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僕が撮影をする際に「物撮り」じゃなく「商品撮影」と呼ぶ理由。

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一応本業はフォトグラファー・レタッチャーの者です。(稼働してないけど)

先日とあるところで「物撮り講座をします」みたいなのを見まして。

これに物申す!という程じゃないんですが、僕は「物撮り」という言葉は使わず、「商品撮影」という言葉を必ず(多分)使います。(写真系の記事も少なくないのでSEO意識しての「物撮り」は使ったかも…と思って過去記事を検索したら使ってなかった!偉い!)

その理由を書いてみます。

別にどっちでもいいんだけどね

最初に書いたように物申したいんじゃないし、別に僕としては正直どっちでもいいんですけどねw(これを言ってしまうとオシマイですがw)

たまーに(僕は遭遇したことないけど)不快に思う人もいるそうなので。

普段から「商品撮影」って言葉を使うようにクセ付けしてた方が余計なトラブルは避けられますよーと。

でも仕事でもなく自分の趣味の撮影でまでわざわざ「物撮り」じゃなく「商品撮影」という言葉を使うのは面倒くさいですし、そこまで拘らなくてもいいかも、ホントに。

お仕事で(スタジオで本格的にとかじゃなくてもちょっとしたカメラ担当みたいな場合も)商品を撮影するときは「商品撮影」って言った方が無難かも知れません。

上司が「物撮り」を連呼しているのに敢えて「商品撮影」をゴリ押しするのも微妙なので難しいですが…。

とりあえず僕が商品撮影と呼ぶ理由を次に書いてみます。

 

クライアントさんからの視点

正直、僕も写真を学び始める前までは「物撮り」という言葉を使っていました。

そこの講師(そこそこベテランの有名なカメラマン)さんが、ある日、「君たち、物撮りじゃなくて商品撮影と呼びなさい」と。

その理由が、カメラマンにとってはただの「ブツ」かも知れないけど、クライアントがあってこその我々の仕事(商業写真家的な)でクライアントからしたらそれは「ブツ」じゃなくて「商品」なんだぞと。

その講師じゃないけど、クライアントさんの前で商品をブツと呼んで怒られたって人がいるそうです。おそろしや。

んで、やっぱり就職した先のカメラマンさんやアシスタントさんも8割(もっと少なかったかもw「ブツちょっと◯◯して!」とか指示されたことあるしなぁw)は「商品撮影」と呼んでいましたね。

ブツと呼ぶ人もいたので別に問題は無いんでしょうが、要らぬ騒動に巻き込まれたくない人はやっぱり商品撮影って呼んだほうがいいかも知れませんね。

 

ということで僕が物撮りという言葉を使わない理由でした。


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